有料個室ナース体験談

 

こんにちは!かなりお久しぶりの更新です!しばらく転職やらなんやらでばたついてましたが、新年になり心機一転、自分の看護師としての経験も、もっと発信していこうと思います!!!

これまで勤務した部署の特色や体験談を綴っていくつもりです(*´-`)ノ

今回のテーマは個室病棟!なかなか聴き慣れない病棟なので、あまり情報がないかと思います!個室病棟に興味のある方にはぜひ読んで頂ければと思います( ^ω^ )!

 

有料個室病棟とは

▷患者層

全科対応の病棟で、あらゆる年齢層・病期の方が入院されています。

実際には、生後1〜2ヶ月の赤ちゃんから100歳を超える高齢者の方まで、とにかく全ての年齢層を対応しました!

患者さんの思いとしては、静かな個室環境で治療を受けたい方、付き添いを希望される方、終末期で、最期の時間を少しでもゆったりした環境で過ごしたい方、などなど、、

様々な理由で、個室を選ぶ方が多かった印象です。

▷特徴

患者さん個別のご要望やニーズを敏感に感じ取り、穏やかな療養生活を送ることができるように、サポートするための病棟です。

部屋のランクによりアメニティが異なります。広々としており、窓際まで車椅子が入ることができるスペースがあります。

アメニティの例 会議室/控え室/浴槽/ソファー/TV2台)/DVD/デスク/床頭台/ロッカー/冷蔵庫/電気ポット/加熱調理機/LAN その他

金額により差額ベット代金が発生するのですが、ランクが高い部屋はまさにホテルの一室のように、設備が充実しています!

▷勤務していた時の状況

42床。二交代。

夜勤は3人体制 1人がリーダーでフリー、2人が受け持ち。

実際の受け持ち人数は、

日勤5〜7人 ※最悪の場合10人とか

夜勤MAX21人(満床の場合)

日勤でどうしても病欠などが出てスタッフが少ない時は、少ないメンバーとなることもあり、、、

『今日の目標は、正確な投薬、転倒予防、生存確認!以上』

というカオスな一日もありました(^◇^;)

外科も内科も全科だし、オペも検査もリハビリもとにかく多いのでびびるほどに激忙しかった(~_~;)

ひどい時は新人の7月ごろ、一夜勤に3つインシデント起こして、本気で看護師辞めようかと思ってました(°▽°)

(今思えばよくやっていたと思う(・・;))

 

 

個室病棟で働くメリット

色々大変なことはありましたが、その分沢山の経験を積むことができ、勤務できて良かったな、と思う事も沢山ありました!!!

▷学びが多い

全疾患網羅しなければならず、もちろん急性期病院という特色上、入退院の回転率も早いです。どんなに、今日は勉強したぞーᕦ(ò_óˇ)ᕤ!と思っても次の日には転棟してたり受け持ちじゃなかったり、、、

新人の頃はそれはもうキツくて、毎日0時過ぎるくらいまで残って記録したり勉強したりと、、、がちめな死亡フラグorz

それに付き合ってくれた先輩方には感謝しかないです、、、、(^_^;)

(今の時代そんなに新人残したりするのはNGだと思いますが、私が新人の頃は普通でした)

疾患治療についての猛勉強や、

どんな疾患処置にも、秒で対応せざるを得ない状況をいくつもこなしてきた結果、(こなせてない事が多かったが、、、涙)

どこの部署へ行っても生きる医療の知識と看護スキルと自信が身につきました!!!!

後々勤務した病棟でも、個室勤務時代に勝る忙しさや辛さは経験したことがありません!

新人だったという点もあるかもしれないですが、異動してきた先輩が、「ここに新人入れるのは間違ってるよ」と言うほど他病棟より大変だったと話していたので、院内では相当色々なことを求められる病棟だったようです笑

 

▷接遇が身につく

個室料金を払って入院する患者さん

=そこそこなお金持ち、もしくは財源がある方々

という事。個室病棟は、つまりVIP病棟であり、一般病以上に、高いホスピタリティを求められます。

言葉遣い、仕草やふるまい、など一つ一つに丁寧さが必要となるため、社会人としての第一歩としては多くの接遇を学べる部署でした!

▷有名人に会えるかも

個人情報なので名前は出せませんが、患者さん自身が有名人というパターンや、その家族が有名人、というパターン、などなど、、、

あえて個室がある病院を選んで来られる有名人も多かったようです!

実際に芸能関係、政界関係の方々も沢山いたので、そりゃーもー色々な意味でドキドキ(^^;; でも、色んな裏話を聞けたり、有名な人と仲良くなれたりして嬉しかったのは覚えています(^。^)!

個室病棟で働くデメリット

メリットの裏返しにはなりますが、辛かった天について。

▷勉強が大変

それはそれは、国家試験以上に猛勉強です(笑)

なんてったって、国家試験のために勉強したことは、ほとんど役に立たず。

看護師は、いくら知識があっても、その時の状況をどう判断し、今何が必要か、優先順位を考えて動く事が必須。

看護師の基礎の考え方もままならないうちに、全科の知識も必要だし、

カルテには、病気なんだか検査なんだか、薬なんだか、あれこれ知らない英単語や略語。カルテの解読から一苦労でした。

例)初級の略語

DM→糖尿病 ダイレクトメッセージじゃない

AAA→大動脈解離 人気歌手グループじゃない

VS→バイタルサイン 〇〇vs〇〇の戦いじゃない

 

こんなのもう序の口です。

 

▷医者や他職種との連携が取りづらい

一般病棟で言うと、

〇階は呼吸器病棟

〇〇階は整形外科病棟

〇〇階は小児科病棟

など、各フロアで科目に分かれていることが多く、多くはその部署にその科の担当医が常在している状況。

しかし、個室病棟はその全科目の患者さんが入院してくるので、担当医は常にはいません。ほとんど回診で回ってくる事や、その医師の都合の時間で診察に来る事が多いため、連絡手段はほぼPHS。医師と顔を合わせてコミュニケーションを取れる時間が限られています。

そのため、医師の姿を見かけようものなら

「〇〇先生きたー!」

「捺印下さーい!」

「Aさんのこの指示どうなってます?ちなみに、あれとそれと、これは? ちなみにBさんがさっき解熱剤使ったんですが〇〇〜〜、あ、あとCさんのこの薬なんですが〜〇〇〜….」

とにかく、必要な捺印、指示確認は極力同じタイミングで受けるように必死でした。

優しい人であれば「ほかには大丈夫ですか?」と聞いてくれる先生もいましたが、基本的に医者はめちゃくちゃに忙しいです。

常に医師がいる状況ではないため、

いかに必要な指示を前もって確認しておくか、いかに効率よく医者や他職種と連携とるか、

と言う点は、個室病棟ならではの課題だと思います。

 

 

 

▷時にはクレーム対応も

個室病棟に入院されている患者さんの中には「高い金払ってるんだから」

「ちょっと〇〇買ってきて」

と、看護師を召使扱いする人も、、、。

個室病棟は、療養するための部屋であり、決してホテルではありません(^◇^;)個室料金を、サービス料と思われることで、クレームが発生することもしばしば。

 

0歳から100歳まで、本当に幅広い患者さんが入院していたので、

「静かな環境を求めて個室を選んだのに、赤ちゃんの泣き声で眠れないじゃないか!」

「〇〇部屋がうるさいんだけど」と他の患者さんのことでクレームになったり、

「カーテンちゃんと閉めてくれよ」

「その口の聞き方はどうなんだ?」

と、ちょっとした対応がクレームになることも多く、接遇を求められる大変さもありました。

 

個室病棟勤務に向いている人

自分の経験から思う、個室勤務に向いている人は、ずばり!

全疾患を広く浅く学びたい向上心の高い人

VIP対応、接遇を学びたい人

有名人と会える確率upしたい人

以上に尽きると思います(°▽°)

 

個室勤務の正直な感想

新人からなかなかハードルの高い部署に飛び込んで、当時は怖い先輩もいて、毎日泣いてた時期もあり、しんどいとしか言いようがなかったです(涙)

それでも頑張ってこれたのは、辛いことを一緒に乗り越えた同期と、優しくフォローしてくれたプリセプターや先輩方、そして、暖かく見守って下さった患者さん達のお陰で、感謝しかないです!!!

ここより大変な部署があるのだろうかと言うくらいカオスな状況もありましたが、先輩からは、「新人から個室の経験あれば本当にどこにでも行ける」と言われ、自信がついた3年間でもありました!

辛かったけどこの時期を乗り越えて強くなったし、今思えば一生の財産となる経験になったと思います╰(*´︶`*)╯

以上、個室病棟勤務時代の話でした!ここまで読んで頂きありがとうございます!

少しでもお役に立てれば幸いです( ´ ▽ ` )

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

激務と不摂生により心身ボロボロな20代前半を過ごすが、不整脈を指摘され体質改善を決意。腸内デトックスにより「心と身体は食で変わる」と実感し、医療現場の経験からも、未病の分野に関心を持つ。【薬を使わない薬剤師】坂田武士先生の元、予防医学を学び、予防医学士、ファスティングマイスター取得。クリニック勤務の傍ら、これまでの学びをoutputするためにHP開設し、生涯健康で楽しく自由に生きていくための情報を、発信中。看護師あるある「その根拠は?」を徹底追及した有益情報を載せています(^^♪  将来の目標 :オープンキッチンのある素敵な家でホームパーティー♡生涯happyに生きてピンコロライフを送ること!